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リサーチ協力のお願い|高校野球部の指導者の皆様へ

2025年1月19日

2025年1月吉日

株式会社びぶりあ

矢澤典子

高校野球部の指導者の皆様へ

株式会社びぶりあでは、2022年より「高校野球部のマネージャーのキャリア教育」に関する研究・実践を行っています。

その過程で、より詳細に各高校野球の現場における「マネージャーの実態」について知りたいと考えるようになり、この度、以下のリサーチを実施する運びとなりました。

高校野球の指導者の皆様、およびマネージャーの皆様にご協力をいただきたく、ぜひご一読いただけますと幸いです。

指導者の皆様にご協力いただきたいこと(第一弾)

1)アンケート調査への回答

  • こちらからお願いいたします。(所要時間:5分程度/ほぼ選択式)

※当アンケートは「各校の総意」を問うものではなく、「指導者個人の認識やお考え」を回答いただく内容です。「自校における重複回答」は気にせず、多くの指導スタッフの皆様にご協力いただけると幸いです。

2)マネージャーの研修参加

  • リサーチの一環として行う『マネキャリ塾 』(全3回・無料)に御校マネージャーに参加いただきたく、ご協力をお願いします。

リサーチの概要

リサーチ名

『高校野球部におけるマネージャーの実態調査』

リサーチ目的

高校野球部におけるマネージャー(性別不問)の実態を明らかにし、「高校野球のチーム力強化につながるマネージャーのあり方および育成モデル」を検討・構築すること。

リサーチの主な範囲・内容

  • マネージャーの採用について
  • マネージャーの育成・ケアについて
  • マネージャーの担当業務について
  • マネージャーの進路について

リサーチの方法

以下の2つの方法を予定しています。

1)指導者を対象とした調査

アンケートおよびヒアリング調査

2)マネージャーを対象とした調査

マネージャー向け研修(『マネキャリ塾』)を通じたプロジェクト型の調査

リサーチの企画・実施者

矢澤典子

株式会社びぶりあ 代表取締役

人材育成コンサルタント/教材プロデューサー

リサーチの企画背景

企画者の課題意識
マネージャーに対して、適切なマインドセットと前提知識・動機づけの機会を提供ができたら、マネージャーはもっと自信を持って主体的にいろんなことに挑戦し、成長できるのでは?
チームの戦力になれるのでは?

企画者の思い・目指していること

  • 高校野球の活動環境を、より良いものにする
  • 高校野球の指導者が、より「選手の育成指導」に注力できるようにする
そのために欠かせないのが「マネージャーの存在」だと考えます。

「マネージャーのより良い育成」を通じて

  • チームが強くなる
  • マネージャーの将来のキャリアの選択肢が増える
  • 野球をサポートしたいと思う人が増える
そんな循環を生む一端を担いたいと思っています。

矢澤の個人的体験から

約30年前の話になりますが、高校時代にや野球部のマネージャーを務めていました。

念願のマネージャー生活でしたが、入部して3ヶ月後の夏に3年生が引退。

1学年上にマネージャーの先輩がいなかったため、そこから1年生マネージャー3人による奮闘が始まりました。

3年生の先輩から引き継ぎは受けたものの、その期間は3ヶ月。

3人で試行錯誤を繰り返し、泣いたり喧嘩をしたりしながら、どうにかその日の仕事をこなす…という日々を送っていました。

  • マネージャーとして頑張りたいのに、正解やお手本がわからない
  • 選手に比べて、振り返りやフィードバックの機会が少ないないため、自分のあり方や行動が妥当なのかどうかわからない
  • 誰に相談したら良いかわからない、相談しても解決しない

このようなモヤモヤを常に抱えており、無力感に苛まれたり、「引退までマネージャーを続けること」に不安を感じることがありました。

なんとか続けたものの、「不完全燃焼感」と「手応えのなさ」を抱えたまま、引退を迎えました。

高校卒業後

ですが、その後、大学に進学し、アルバイトをしたり、就職して仕事をする中で、マネージャー経験が一気に「良い思い出」に変わった瞬間がありました。

マネージャーをしていたことで、以下のようなことが当たり前にできるようになっていたことを認識したからです。

  • 挨拶や返事ができる
  • 大人と話ができる、受け答えができる
  • その場の空気を読める
  • 周りの人の調子の良い・悪いに気づける
  • 何事も先回りしてサポートできる
  • 俯瞰で物事を見れる
  • 周りの人が気持ち良く過ごせるように配慮できる
  • 優先順位をつけられる …etc.

いわゆる「非認知能力」と呼ばれるものです。

これが自分が仕事をしていくうえでの「自信」や「自己有用感」につながりました。

野球部で過ごした2年半は心が折れそうな日々でしたが、「マネージャーとして試行錯誤した経験」は、確実に自分のキャリアの基礎・土台になっていたことに気づくことになりました。

マネージャー経験を「キャリアの土台」にするために

そんな当時の自分を振り返って感じるのは、「適切なマインドセットと前提知識・動機づけがあったら、もっと自信を持って主体的にいろんなことに挑戦し、成長できたのでは?」ということ。

  • マネージャーというポジションだから身につけられるスキルがある
  • 正解がない仕事だからこそ、自分の頭で考えて試行錯誤を通して成長できることがある
  • 野球部という環境を活かして挑戦できることがある

そんな想いから、「高校野球部マネージャーの育成モデルを構築したい」と思うに至り、その実践とリサーチを始めました。

このリサーチを通して寄与したいこと

  • 高校野球の活動環境を、より良いものにする
  • 高校野球の指導者が、より「選手の育成指導」に注力できるようにする

そのために欠かせないのが「マネージャーの存在」だと考えます。

「マネージャーのより良い育成」を通じて

  • チームが強くなる
  • マネージャーの将来のキャリアの選択肢が増える
  • 野球をサポートしたいと思う人が増える

そんな豊かな循環を生む一端を担いたいと思っています。

指導者の皆様にご協力いただきたいこと

ここまでお読みいただきありがとうございました。

当リサーチが目指す「マネージャーの育成」や「マネージャーのキャリア支援」について、少しでもご興味や関心をお持ちいただけましたら、ぜひご協力をお願いいたします。

具体的なお願い事項は、以下の2点です。

1)アンケート調査への回答

  • こちらからお願いいたします。(所要時間:5分程度/ほぼ選択式)

2)マネージャーの研修参加

  • リサーチの一環として行う『マネキャリ塾 』(全3回・無料)に御校マネージャーに参加いただきたく、ご協力をお願いします。
  • 部活動に支障のない範囲で、参加のための環境や時間の調整/確保にご協力いただけると幸いです。

問合せ先

当リサーチに関してご不明点やご質問等がございましたら、こちらのフォームよりご連絡をお願いいたします。

何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。

担当:矢澤典子