先日、無性に海が見たくなり、浦賀のほうに行ってきました。
心地よい風を感じながら、「風の時代の講座造り」についてぼんやり考えたことを書き留めようと思います。
講座を「つくる」とは
いろんな「つくる」がありますが、私がお手伝いしている講座づくりは「講座造り」という漢字がいちばん近い、と思ってます。
起業コンサルの方やマーケティング専門の方がされている「講座プロデュース」は、「商品コンセプトを決めるサポート」や「講座というビジネスモデルを構築するサポート」であることが多いと思います。
一方、私が提供している「講座プロデュース」は少し異なり、もっと泥臭くて大工さん的な介入をしてます。
「講座」を三次元世界に立ち上げるために、「建物」を建てるような発想で
- その設計図を描き
- 必要な資材や道具を集めて
クライアントさんと一緒に
- 板を切ったり
- 部品を組み立てたり
- 釘を打ったりして
- 汗をかきながら
- 建物そのものを造り上げて
すぐに人が住める状態にする。
思い描いた通りの生活ができるようにする。
つまり
- 講座開催に必要なあれこれをセッティングして開講できる状態にする!
さらには
- 開講してからの主催者と受講生の幸せをとことん考える!
フルプロデュースの場合はこの部分までコミットしています。
だから「造る」という感じがフィットします。
講座造りに大切なこと
持論ですが、これが「講座プロデュース」だと思ってます。
なぜなら講座や研修といった教育サービスは「目に見えない無形サービス」だから。
見えないゆえに
- 実体がなくてもコンセプトだけで販売できてしまったり
- 販売から提供までの間にどんどんコンセプトが変わってしまっていったり
- なんとなく曖昧にごまかすこともできてしまう
だからこそ【実(じつ)のある講座造り】が不可欠だと思ってます。
これが【地に足をつけて盤石な足場を固めること】に繋がると思ってます。
風の時代における教材の役割
最近よく「土の時代」から「本格的な風の時代へ」ということを見聞きします。
風の勢いに乗って思う存分新しい世界を遊べるのは、揺るぎない「土台」があって、そこにしっかり「いかり」をおろしているビジネスや団体のはず。
その「いかり」としていちばんわかりやすいのが教材。
なので、教材は目的ではなくて「手段」。
そんなことを改めて感じている今日この頃です。
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